双岳台(読み)そうがくだい

日本歴史地名大系 「双岳台」の解説

双岳台
そうがくだい

阿寒町北東部、標高七三〇メートルの国道二四一号阿寒横断道路沿線の最高地点にある展望台。西面する展望台から中央に雄阿寒おあかん岳、左遠方に雌阿寒めあかん岳の二岳がみられることが名称の由来で、昭和七年(一九三二)阿寒湖を含む一帯が国立公園候補地となり、現地調査に内務省の役人二名が派遣された際、名称が確定された。ただし地元民は横断道路を完成させた釧路土木事務所の永山在兼の功をたたえて永山ながやま峠と称した(阿寒町史)。展望台前景が阿寒カルデラで、その面積は二四四平方キロに及ぶ楕円形状、高さ二〇〇―六〇〇メートルの壁に囲まれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android