参府(読み)さんぷ

精選版 日本国語大辞典 「参府」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぷ【参府】

〘名〙
江戸時代大名などが江戸へ参勤したこと。また、一般に江戸へ出ること。出府。
※財政経済史料‐一〇・属島・琉球・正徳四年(1714)六月「当秋松平薩摩守、琉球人召連参府に付」
役所に出頭すること。
上杉家文書‐明応七年(1498)五月一三日・上杉家老臣連署奉書「急度遂参府、可令言上由候也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「参府」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぷ【参府】

[名](スル)江戸時代、大名が江戸へ参勤したこと。また一般に江戸へ出ること。出府しゅっぷ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android