参宿（読み）さんしゅく

精選版 日本国語大辞典

さん‐しゅく【参宿】

[1] 〘名〙 寺院などに泊まること。寺院にこもること。

※霊異記（810‐824）下「優婆塞、初夜に思ひ疑はくは、路を行く人、病を得て参宿すとおもふ」

[2] ＝しんしゅく（参宿）

[補注](二)について、「改正増補和英語林集成」には「Sanshiku サンシク 参宿」と見える。

しん‐しゅく【参宿】

二十八宿の一つ。→参(しん)。《季・冬》

※改正増補和英語林集成（1886）「Shinshiku シンシク 参宿」 〔宋史‐天文志〕

出典　精選版 日本国語大辞典