厭地・忌地・彌地(読み)いやち

精選版 日本国語大辞典 「厭地・忌地・彌地」の意味・読み・例文・類語

いや‐ち【厭地・忌地・彌地】

〘名〙 (「いやじ」とも)
① 同じ土地毎年続けて同じ作物を栽培すること。
※菜譜(1704)上「夏の菜はいや地をきらふ」
② ①のように連作することによって、生育が悪くなり、収穫が低下する現象。ウリ類、ダイズナスなどに起こりやすい。〔農業自得(1856)〕

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