原子燃料公社(読み)げんしねんりょうこうしゃ

精選版 日本国語大辞典 「原子燃料公社」の意味・読み・例文・類語

げんしねんりょう‐こうしゃ ゲンシネンレウ‥【原子燃料公社】

原子力開発に必要な核原料物質の開発、製造管理などを行なった特殊法人。昭和三一年(一九五六設立動力炉・核燃料開発事業団を経て、平成一〇年(一九九八)、核燃料サイクル開発機構となる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「原子燃料公社」の意味・わかりやすい解説

原子燃料公社
げんしねんりょうこうしゃ

原子力基本法および原子燃料公社法に基づき,原子炉燃料の開発と自主生産技術の確立を目指して 1956年8月 10日に発足した資本金全額政府出資の特殊法人。 1959年には日本で初の金属ウラン生産に成功し,国産イエローケーキの精錬に乗り出した。また 1966年2月には,プルトニウム燃料開発室でプルトニウム酸化物のペレットづくりに成功したほか,海外にウラン資源調査団を派遣したりして数多くの成果をあげたが,1967年 10月2日に特殊法人の動力炉・核燃料開発事業団が創立されたのに伴い,これに吸収された。

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百科事典マイペディア 「原子燃料公社」の意味・わかりやすい解説

原子燃料公社【げんしねんりょうこうしゃ】

動力炉・核燃料開発事業団

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