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原子炉格納容器スプレー設備(読み)ゲンシロカクノウヨウキスプレーセツビ

デジタル大辞泉 の解説

げんしろかくのうようき‐スプレーせつび〔ゲンシロカクナフヨウキ‐〕【原子炉格納容器スプレー設備】

加圧水型原子炉の安全設備の一。事故が発生した際に、原子炉格納容器の破損を避けるために、原子炉格納容器内で、ヨウ素除去剤やホウ酸を含む水を散布し、格納容器内の温度圧力を下げ、気体状の放射性ヨウ素を除去する。沸騰水型原子炉では格納容器スプレー冷却系CSCS)という。CSS(Containment Spray System)。→炉心スプレー装置
[補説]ホウ酸水は中性子を吸収し、核分裂反応を低下させる効果がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 核分裂反応
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