厚恩(読み)コウオン

デジタル大辞泉 「厚恩」の意味・読み・例文・類語

こう‐おん【厚恩】

厚い恩。心のこもった深い恩。
[類語]大恩高恩

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「厚恩」の意味・読み・例文・類語

こう‐おん【厚恩】

〘名〙 あつい恩恵。深いめぐみ。
家伝(760頃)上「殊蒙厚恩、良過望」
浮世草子武家義理物語(1688)六「年月の御厚恩(コウヲン)わすれず、せめては御ぼだいとはんため」 〔漢書‐宣元六王伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「厚恩」の読み・字形・画数・意味

【厚恩】こうおん

深い恩。〔漢書、金日伝〕(邯(けんかん)、金欽を)奏して曰く、欽、幸ひに經ずるを以て、超(てうてき)せられて帷幄(ゐあく)(本陣の枢議)に侍す。重ねて厚恩をり、號を封す。~異言、頗(すこ)ぶる衆心を惑はす。

字通「厚」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android