精選版 日本国語大辞典 「厘毛」の意味・読み・例文・類語 りん‐もう【厘毛】 〘名〙 金銭の単位としての厘と毛。ごくわずかの金額、また、ほんの少しの意にいう。いささか。わずか。※浮世草子・世間侍婢気質(1771)四「親子三人我勢者(がせいもの)にて厘毛も世帯の尾を見せず」※学問のすゝめ(1872‐76)〈福沢諭吉〉二「此権利に至ては地頭も百生も厘毛の軽重あることなし」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報