卵殻包(読み)らんかくほう

世界大百科事典(旧版)内の卵殻包の言及

【ミジンコ(微塵子)】より

…有性生殖で生ずる耐久卵はわずか1~2個である。冬卵が育房内に入れられると,育房の外殻は変形,肥厚して卵殻包epiphium(掩卵殻,卵皮膜ともいう)となる。この卵殻包は甲皮から脱落し,冬卵は卵殻包に保護されたまま水底に沈み,良好な環境となったとき,この卵から雌が孵化してくる。…

※「卵殻包」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」