卵テンペラ(読み)たまごてんぺら

世界大百科事典(旧版)内の卵テンペラの言及

【テンペラ】より

…この結果,卵黄をおもな展色剤とする古典技法を発見しこれをあらためてテンペラと命名し普及した。以後単にテンペラといえば卵をおもな展色剤とする〈卵テンペラ〉を指すことが多くなった。 卵を用いた技法自体はギリシア・ローマ以前から存在し,中世の装飾写本,中世末からルネサンス期にかけての板絵の祭壇画,東欧のイコンなどでは主要な技法であった。…

※「卵テンペラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」