卵を見て時夜を求む(読み)タマゴヲミテジヤヲモトム

デジタル大辞泉 「卵を見て時夜を求む」の意味・読み・例文・類語

たまご時夜じやもと

《「荘子斉物論から》卵のうちから、鶏となって時を告げることを待ち望む。順序を考えず、せっかちに結果を求めるたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「卵を見て時夜を求む」の意味・読み・例文・類語

たまご【卵】 を 見(み)て時夜(じや)を求(もと)

鶏が卵の中にあるうちから時を告げることを期待する。転じて、あまりにも早計なこと、結果をいそぎ期待しすぎることをたとえていう。〔荘子‐斉物論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android