危さ(読み)あやうさ

精選版 日本国語大辞典 「危さ」の意味・読み・例文・類語

あやう‐さ あやふ‥【危さ】

〘名〙 (形容詞「あやうい」の語幹接尾語「さ」の付いたもの) 危険なこと。また、危険が感ぜられて不安に思うこと。また、その度合
※竹取(9C末‐10C初)「天下の事は、と有りとも〈略〉み命のあやうさこそ、大きなる障りなれば」

あぶな‐さ【危さ】

〘名〙 (形容詞「あぶない」の語幹に接尾語「さ」の付いたもの) あぶないこと。また、その度合。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android