精選版 日本国語大辞典 「卯月」の意味・読み・例文・類語
う‐づき【卯月】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
陰暦4月の異称。この月になると卯の花が盛りになるので「卯の花月」といったのが、詰まって「卯月」となったとか、「う月」は「植月(うつき)」の意で、イネの種を植える月の意をもつ、というなどの説がある。この月より季節は夏に入り、衣更(ころもがえ)をした。また、この月の8日を「卯月八日」といって、この日には近くの高い山に登り、花を摘んで仏前に供えたりする行事があった。この日はまた釈迦(しゃか)の誕生日でもあり、灌仏会(かんぶつえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、花祭などといって、誕生仏を洗浴する儀式が行われ、甘茶などを仏像にかける風がある。参詣(さんけい)者はこの甘茶をもらって飲んだり、これで墨をすって、「千早振る卯月八日は吉日よかみさけ虫をせいばいぞする」と紙に書き、便所や台所に貼(は)って虫除(よ)けとする俗信があった。
[宇田敏彦]
出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報
《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
1/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
12/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新