単錨泊(読み)たんびょうはく

世界大百科事典(旧版)内の単錨泊の言及

【係留】より

…浮標係留の場合には錨鎖が主として係留鎖として利用され,操船用には鋼索が使用される。(2)錨泊 自船の錨を使用して錨鎖により船を直接に水底に係留した状態をいい,錨の使用個数と方法により,単錨泊,双錨泊,二錨泊に分けられる。1個の船首錨を用いる単錨泊は,投揚錨のための操作や操船が簡単であり他の錨泊法への変更も容易であることからもっとも一般的であるが,風や潮の変化により船首が錨を中心とし錨鎖長を半径とする水域内で移動するため,この方法で錨泊するには広い水域を必要とする。…

※「単錨泊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」