単糸(読み)たんし

精選版 日本国語大辞典 「単糸」の意味・読み・例文・類語

たん‐し【単糸】

〘名〙 一本のままの紡績糸。撚(よ)りの方向によって、左撚単糸・右撚単糸がある。これを何本か引きそろえて撚り合わせ、撚糸(ねんし)をつくる。
※女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉二「而して精紡より後の工程と職工の職業別は左の通りである。先づ単糸の場合から」

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デジタル大辞泉 「単糸」の意味・読み・例文・類語

たん‐し【単糸】

紡績したままの1本の糸。これを何本か引きそろえ、より合わせて撚糸ねんしにする。羽糸はいと

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普及版 字通 「単糸」の読み・字形・画数・意味

【単糸】たんし

片糸

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