単核錯体(読み)タンカクサクタイ

デジタル大辞泉 「単核錯体」の意味・読み・例文・類語

たんかく‐さくたい【単核錯体】

中心となる原子が1個である錯体一核錯体。→二核錯体多核錯体

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の単核錯体の言及

【錯体】より

…〈一つあるいはそれ以上の,金属を主とする原子を中心として,これにいくつかの非金属原子あるいは原子団が結合してできた化学種を錯体という〉。中心原子は一つのものがふつうで,これを一核錯体または単核錯体という。中心原子が複数個のものを多核錯体といい,中心原子の数nに応じてn核錯体(二核錯体の場合には複核錯体ともいう)という。…

※「単核錯体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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