南浅井村(読み)みなみあさいむら

日本歴史地名大系 「南浅井村」の解説

南浅井村
みなみあさいむら

[現在地名]小松市南浅井町・扇町おうぎまち

東は本江ほんごう村・蓮代寺れんだいじ村、北は北浅井村。慶長五年(一六〇〇)八月金沢城主前田利長と小松城主丹羽長重は当地辺りで戦い、九日に小松方が大敗した(国事雑抄)。これを浅井畷の合戦という。正保郷帳では高六二四石余、田方三四町三反余・畑方二町四反。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高六四三石余、免四ツ四分、小物成は鳥役四匁(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android