南条神興(読み)なんじょう じんこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「南条神興」の解説

南条神興 なんじょう-じんこう

1814-1887 江戸後期-明治時代の僧。
文化11年8月15日生まれ。南条良雄の長男。真宗大谷派。父の跡をつぎ文政11年越前(えちぜん)(福井県)憶念寺住職となる。大含の門にまなび,安政元年東本願寺の高倉学寮寮司。教学事務顧問,大学寮総監などをつとめ,明治16年講師となる。明治20年6月28日死去。74歳。号は老南,雲栖,三濤。法名は別に界雄。著作に「大経講義」「観経四帖疏論草」「易行品論草」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android