南斉書(読み)なんせいしょ

精選版 日本国語大辞典 「南斉書」の意味・読み・例文・類語

なんせいしょ【南斉書】

中国正史二十五史一つ。五九巻。本紀八巻、志一一巻、列伝四〇巻から成立もと六〇巻で唐代に一巻を佚した。梁の蕭子顕撰。南朝の斉の歴史を記す。公正を失わない点にすぐれる。

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デジタル大辞泉 「南斉書」の意味・読み・例文・類語

なんせいしょ【南斉書】

中国の二十四史の一。南斉の正史で、りょう蕭子顕しょうしけん撰。もとは60巻だが代に1巻を逸し、現存するのは本紀8巻、志11巻、列伝40巻の全59巻。

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