精選版 日本国語大辞典 「卒法」の意味・読み・例文・類語
そっ‐ぽう ‥パフ【卒法】
〘名〙 率法(りっぽう)のこと。率法は平安時代の官物率法、鎌倉時代の新補率法などの語のように公定の課税率の意味であったが、率と卒が誤記・誤読されやすいところから卒法(そっぽう)ともいわれるようになった。
※吾妻鏡‐元久二年(1205)一二月一〇日「今日被レ定二卒法一。悉被レ施二行之一」
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