卑賤・鄙賤(読み)ひせん

精選版 日本国語大辞典 「卑賤・鄙賤」の意味・読み・例文・類語

ひ‐せん【卑賤・鄙賤】

〘名〙 (形動) 地位身分が低く、いやしいこと。田舎びていやしいこと。また、そのさま。
明月記‐治承五年(1181)二月二九日「説法了興家実上礼師座円座。太雖卑賤役
三帖和讚(1248‐60頃)高僧「賢哲愚夫もえらばれず豪貴鄙賤もへだてなし」 〔史記‐李斯伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android