半硬式飛行船(読み)はんこうしきひこうせん

精選版 日本国語大辞典 「半硬式飛行船」の意味・読み・例文・類語

はんこうしき‐ひこうせん ハンカウシキヒカウセン【半硬式飛行船】

〘名〙 気嚢下部船首から船尾まで龍骨(りゅうこつ)があり、これにガス嚢・ゴンドラを固定した飛行船。〔現代語大辞典(1932)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の半硬式飛行船の言及

【飛行船】より

… しかしながらこのような軟式飛行船では船体の形状の維持の問題から大型化には限界があり,そこで,船と同様に船体の下に竜骨(キール)をもつ飛行船も作られた。これを半硬式飛行船といい,とくにイタリアにおいて発達し,アムンゼンが北極探検(1926)に用いたノルゲ号もこの形式であった。 これらに対して,縦通材と肋材の骨組みで船体の骨格を構成し,これに外皮を張るとともにその内部にガス袋を収納して外形を保持する構造の飛行船を硬式飛行船という。…

※「半硬式飛行船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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