半半尺・半判釈(読み)なからはんじゃく

精選版 日本国語大辞典 「半半尺・半判釈」の意味・読み・例文・類語

なから‐はんじゃく【半半尺・半判釈】

〘名〙 (形動) 物事を中途半端にすること。いいかげんであること。また、そのさま。
※俳諧・一幅半上(1700)「ほととぎす二(ふたつ)とりには月夜哉〈凉〉 麦も早苗もなから半しゃく〈乙孝〉」
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「半半尺(ナカラハンジャク)役目を麁末にするはな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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