千歳あめ(読み)ちとせあめ

世界大百科事典(旧版)内の千歳あめの言及

【あめ(飴)】より

… 水あめを練って水分をへらしたのが固あめ,これを人がふたりで引き合って気泡を含ませて白くしたのが白あめである。江戸や豊前小倉で名物とされた三官あめ,いまは七五三の祝いのつき物となった千歳あめも白あめで,後者は元禄・宝永(1688‐1711)ごろ江戸浅草の七兵衛なる者が売り歩いたと柳亭種彦は書いている。まるい棒状のあめのどこを切っても金太郎の顔が現れる金太郎あめは,縁日の夜店などで人気があった。…

【数】より

…〈かず〉ともいう。数学で単に数という場合,複素数を意味するが,もっと狭く,実数に限定した意味に用いられることもよくある。おおまかに分類すれば次のようになる。また代数的数の概念に関連して次の分類もある。また実数の分類には次の二つもある。
[数概念の発達]
 数概念の出発は,個数を数えることから自然数の概念に到達することであり,いろいろな古代文明において,その段階には到達していた。次の段階は正の分数であるが,この発展については地域による差が大きかった。…

※「千歳あめ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」