千早の歌(読み)ちはやのうた

精選版 日本国語大辞典 「千早の歌」の意味・読み・例文・類語

ちはや【千早】 の 歌(うた)

虫除け歌。「千早振る卯月八日吉日よ、かみさけ虫をせいばいぞする」という歌を書いて、厠や台所にはったところからいう。ちはや。ちはやぶる。
※雑俳・柳多留‐一一四(1831)「屎の側千早の歌でむしを除け」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android