十八銀行[株](読み)じゅうはちぎんこう

百科事典マイペディア 「十八銀行[株]」の意味・わかりやすい解説

十八銀行[株]【じゅうはちぎんこう】

長崎県を地盤とする地銀中位行。1877年第十八国立銀行を設立。1896年に十八銀行に改称。1942年諌早銀行を吸収合併。長崎県では〈一県一行主義政策は実現せず,佐世保市本拠とする親和銀行と県内を二分する。現在も長崎県の公金指定銀行は,両行交替制戦前は,対馬五島列島のみならず京城・ウラジオストクにまで営業網を広げていた。現在県内店舗89,県外店舗は福岡7など計100。本店長崎市。2011年資本金244億円,2011年3月期経常収益529億円。売上構成(%)は,中小企業等向け67,住宅・消費者向け26。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android