十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人(読み)とおでしんどうじゅうごでさいしはたちすぎればただのひと

ことわざを知る辞典 の解説

十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人

子供の頃には神童といわれた者も、多くは、長ずるにしたがって並の秀才となり、大人になるころには凡庸な人間になってしまう。

[使用例] 十で神童、十五才子、二十過ぎれば並の人、ということもあるから、子供の時にこうでも大人になって馬鹿にならないとは限らない[芥川龍之介*才一巧亦不二|1925]

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