匱餓(読み)きが

普及版 字通 「匱餓」の読み・字形・画数・意味

【匱餓】きが

食乏しくてうえる。〔孔子家語致思〕由(子路)や、暴雨將(まさ)に至らんとし、水災るをるるを以ての故に、民と洫(こうきょく)を修めて以て之れに備へんとせるも、民に匱する多し。是(ここ)を以て(たんし)壺漿(こしゃう)して之れに與ふ。夫子(ふうし)、賜をして之れを止めしむ。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報