北辺(読み)ほくへん

精選版 日本国語大辞典 「北辺」の意味・読み・例文・類語

ほく‐へん【北辺】

〘名〙 北の辺。北のはて
※漢書列伝竺桃抄(1458‐60)酈陸朱劉叔孫第一三「唐土はいつも北辺がむつかしいぞ」 〔史記‐封禅書〕

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デジタル大辞泉 「北辺」の意味・読み・例文・類語

ほく‐へん【北辺】

北の果て。北のあたり。

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「北辺」の解説

北辺
きたのへ

都城条坊うちで1条以北の地。「延喜式」に北辺坊とあり,平安京では左右京の1条大路(北京極)から土御門(つちみかど)大路までの南北2町つまり半坊分の地域をさした。このほか平城京にも,条里図の記載から右京のみに北辺があったと推定される。

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普及版 字通 「北辺」の読み・字形・画数・意味

【北辺】ほくへん

北の辺境

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