北狐(読み)きたきつね

精選版 日本国語大辞典 「北狐」の意味・読み・例文・類語

きた‐きつね【北狐】

〘名〙 イヌ科の哺乳類キツネの一亜種で、北海道南千島サハリン分布する。体長六二~七八センチメートル、尾長三八~四四センチメートルで、本州以南のホンドギツネよりやや大きい。上面は橙黄褐色、下面は前部が純白で、腹や下腹部はやや赤色を帯びる。四肢前面に幅広い黒斑がある。毛皮は密で良質。《季・冬》

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デジタル大辞泉 「北狐」の意味・読み・例文・類語

きた‐きつね【北×狐】

キツネの亜種。北海道やサハリン樺太からふと)に分布。本州のキツネよりやや大きく、毛色は鮮やかな橙褐色で、四肢の黒い部分が広い。 冬》
[類語]白狐北極狐銀狐

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動植物名よみかた辞典 普及版 「北狐」の解説

北狐 (キタキツネ)

動物。哺乳類

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