北浦[町](読み)きたうら

百科事典マイペディア 「北浦[町]」の意味・わかりやすい解説

北浦[町]【きたうら】

茨城県南東部,行方郡の旧町。1997年10月,北浦村から町制。北浦の北西岸にあり,町域の大部分は行方台地上にある。古くから平地林開墾が進み,サツマイモ,葉タバコ,ラッカセイ,ミツバなどが生産されている。近年チンゲンサイが全国1位,大葉が同2位の出荷量。北浦ではワカサギフナなどが漁獲される。北浦対岸の鉾田市との間に鹿行大橋がかかる。2005年9月,行方郡麻生町,玉造町と合併し市制行方市となる。54.70km2,1万691人(2003)。

北浦[町]【きたうら】

宮崎県北東端,日向灘(ひゅうがなだ)に臨む東臼杵(ひがしうすき)郡の旧町。市振(いちぶり),宮野浦などの漁港を中心にイワシ漁,ハマチ養殖が盛ん。沖合高島にビロウ自生地(天然記念物)がある。2006年2月東臼杵郡北方町と延岡市へ編入。103.47km2。4936人(2003)。

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