北江村(読み)きたえむら

日本歴史地名大系 「北江村」の解説

北江村
きたえむら

[現在地名]国東町北江

田深たぶか村の北方に位置し、東は伊予灘に臨む。国東道が通る。「豊後国志」に北江とあるが、天保郷帳などでは田深村の内として扱われていたと考えられる。旧高旧領取調帳に北江村とあり、高二二六石余であるが、別に北江村の内として吉木よしき分五八〇石余が記載される。吉木村は北江集落より、田深に近く、田深川左岸に立地する。ほか枝郷に新栄にいさかがあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android