北投(読み)ほくとう

百科事典マイペディア 「北投」の意味・わかりやすい解説

北投【ほくとう】

台湾台北市の北西部にある温泉大屯山(1081m)南麓陽明山国家公園に隣接し,台北の中心市街から約10km。台北と淡水を結ぶ鉄路に沿う。市街に至近のリゾート地として賑わい別荘地としても整備されている。北投石を産する。
→関連項目台北陽明山

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の北投の言及

【台北】より

…工業化も進み,淡水河対岸の三重市を中心に金属,機械,紡織,食品などの生産が増大した。市の北方には大屯火山群がそびえ,山腹の陽明山,山麓の北投には温泉が湧出して保養地となっている。台北は交通の要地でもあり,縦貫鉄道や縦貫高速道路が通るほか,市街の東部には島内用空港,西郊の桃園には国際空港がある。…

※「北投」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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