北小倉村(読み)きたこぐらむら

日本歴史地名大系 「北小倉村」の解説

北小倉村
きたこぐらむら

[現在地名]今市市小倉こぐら

南流するなめ川上流域の東岸に耕地集落があり、北は文挟ふばさみ宿、南は南小倉村東端段丘上を壬生みぶ通の杉並木が南北に通る。都賀つが郡に属する。日光山往古社領六十六郷のうちに小倉郷があり、桜本さくらもと院領(日光山常行三昧堂新造大過去帳)。元和六年(一六二〇)徳川秀忠から東照大権現社領として寄進された「小倉村之内」の九二石余の地にあたり(「東照宮領目録」日光山御宮方書物之写)、慶安郷帳に北小倉村とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android