北大縄村(読み)きたおおなわむら

日本歴史地名大系 「北大縄村」の解説

北大縄村
きたおおなわむら

[現在地名]平塚市岡崎おかざき

東北境をすず川が流れ、東と北は豊田本郷とよだほんごう村、西は矢崎やさき村、南は寺田縄てらだな村に接する。大山道が南北に通り、集落が沿う。小田原衆所領役帳には関兵部丞「拾四貫九百三拾二文 中郡北大縄」とある。近世は初め幕府直轄領、寛文四年(一六六四)信濃小諸藩領、元禄一〇年(一六九七)旗本鵜殿領、安永六年(一七七七)旗本曾我領。平塚宿の定助郷を勤め、享保三年(一七一八)の助郷高七三石(「平塚宿助郷帳」県史九)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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