化石戦争(読み)カセキセンソウ

デジタル大辞泉 「化石戦争」の意味・読み・例文・類語

かせき‐せんそう〔クワセキセンサウ〕【化石戦争】

19世紀末、米国の二人の古生物学者エドワード=コープとオスニエル=マーシュの間で繰り広げられた恐竜化石の発掘競争。北アメリカ西部において、トリケラトプスアロサウルスステゴサウルスなど多種の化石発見につながったが、両者とも論文発表を急いだために誤りが多く、また互い中傷・妨害行為により学界を混乱させた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android