勧誘（読み）かんゆう

精選版 日本国語大辞典

かん‐ゆう クヮンイウ【勧誘】

〘名〙 ある事をするようにすすめ誘うこと。

※性霊集‐二（835頃）大唐青龍寺故三朝国師碑「我師之勧誘、妙趣在_レ也」

※社会百面相（1902）〈内田魯庵〉鉄道国有「営業上非常に儲かる話をして応募を勧誘(クヮンイウ)した」 〔劉子玄‐与蕭至忠論史書〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

かん‐ゆう〔クワンイウ〕【勧誘】

［名］(スル)あることをするように勧めて誘うこと。「保険の勧誘」「劇団に勧誘される」
[類語]誘い・勧め・誘惑・魅惑・魅了・蠱惑こわく・慫慂しょうよう・誘う・いざなう・招く・呼ぶ・誘い合わせる・誘い出す・おびき出す・誘い入れる・誘い込む・おびき寄せる・引き込む・引き入れる・引きずり込む・引っ張り込む・巻き込む・抱き込む・誘いかける・呼びかける・働きかける・持ちかける・誘引・袖を引く・口を掛ける・声を掛ける・水を向ける・鎌を掛ける

出典　小学館

普及版 字通

【勧誘】かんゆう（くわんいう）

すすめさそうこと。〔顔氏家訓、帰心〕三世の事、信にしてり。家世歸心す。～但だ懼(おそ)る、汝が曹、ほ未だ牢固ならず、略(ほ)ぼ誘を重んずるのみなるを。

字通「勧」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」