勧商場(読み)かんしょうば

精選版 日本国語大辞典 「勧商場」の意味・読み・例文・類語

かんしょう‐ば クヮンシャウ‥【勧商場】

〘名〙 (京阪地方での称) =かんこうば(勧工場)
朝野新聞‐明治一五年(1882)一二月二三日「同志申合はせ四条小橋東へ入る西側に於て勧商場といふを設け百般物資を売捌かんとの企あり」

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デジタル大辞泉 「勧商場」の意味・読み・例文・類語

かんしょう‐ば〔クワンシヤウ‐〕【勧商場】

勧工場かんこうば

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世界大百科事典(旧版)内の勧商場の言及

【勧工場】より

…しかし,1900年代になって各地にデパートなどが発展してくると,営業不振におちいって衰退の方向をたどり始め,東京では関東大震災を契機に姿を消した。また大阪などでも,新世界に勧商場として登場したことがあるが,それも大正末期には廃止された。【石塚 裕道】。…

※「勧商場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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