勤勉(読み)キンベン

デジタル大辞泉 「勤勉」の意味・読み・例文・類語

きん‐べん【勤勉】

[名・形動]仕事勉強などに、一生懸命に励むこと。また、そのさま。「勤勉な学生」
[派生]きんべんさ[名]
[類語]精勤忠実誠実篤実真摯至誠信実篤厚大まじめまじめ几帳面生まじめくそまじめ愚直四角四面質実堅実堅気かたぎ実直謹厳生一本一本気律儀義理堅い義理立て良心的忠実忠実まめまめしいきりきりしゃんきりりきりっと甲斐甲斐しいきびきびてきぱきしゃきしゃきはきはきすいすい忠実まめ忠実まめやか小忠実こまめ手忠実てまめ足忠実あしまめ筆忠実ふでまめ骨身を惜しまずきちんと規則正しい手取り足取りちゃんとしっかりしゃんときちんきちんきっちりかっちりがっちり規則的整然

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精選版 日本国語大辞典 「勤勉」の意味・読み・例文・類語

きん‐べん【勤勉】

〘名〙 (形動) 仕事や勉強などに精を出してはげむこと。また、そのさま。
続日本紀‐天平二年(730)二月丁巳「就大学寮勅。慰労博士学生等、勤勉其業、仍賜物有差」 〔荀子‐富国〕

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普及版 字通 「勤勉」の読み・字形・画数・意味

【勤勉】きんべん

つとめはげむ。〔国語、楚語上〕恭以て之れを臨監し、以て之れにめ、孝順以て之れを(い)れ、忠信以て之れを發(ひら)き、~へ備はりて從はざるは、人に非ざるなり。

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世界大百科事典(旧版)内の勤勉の言及

【労働】より


[富の源泉としての労働]
 今日のわれわれの労働と生産活動についての考え方は,ギルドの秩序が徐々に解体し,産業というべき活動の萌芽があらわれてくる過渡期に形成されている。富や財産というものが,王侯貴族や教会などの独占物から商人や企業家の活動をとおして作りだされるものに移行していく過渡期に,私有財産(〈私有財産制〉の項参照)を個人の労働と勤勉の産物として説明する思想があらわれる。この思想は骨組みにおいて古代からの労働思想を正確にひきついでいる。…

※「勤勉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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