勝田鹿谷(読み)かつだ ろっこく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「勝田鹿谷」の解説

勝田鹿谷 かつだ-ろっこく

1777-1849 江戸時代後期の儒者
安永6年生まれ。江戸で井上四明にまなぶ。文政9年信濃(しなの)(長野県)高島藩藩校長善館訓導となり,のち教授にすすんだ。天保(てんぽう)年間凶作がつづいたため藩に社倉法を建議し,倉に粟を貯蔵させて飢饉(ききん)への備えとした。嘉永(かえい)2年10月1日死去。73歳。讃岐(さぬき)(香川県)出身。名は済。字(あざな)は寧卿。通称は九一郎。著作に「逸史徴考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android