世界大百科事典(旧版)内の勒佉の言及
【臙脂】より
… つぎに紫鉱は,紫(しこう)ともいいラックカイガラムシ(現在の中国名は紫膠虫)の分泌物からとれた染料のことである。唐の段成式の《酉陽雑俎(ゆうようざつそ)》によれば,真臘(カンボジア)産で,真臘では〈勒佉(ろくこ)〉と称したという。《本草綱目》は,〈南蕃に出づ,すなはち細虫,蟻,虱の如し。…
※「勒佉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
… つぎに紫鉱は,紫(しこう)ともいいラックカイガラムシ(現在の中国名は紫膠虫)の分泌物からとれた染料のことである。唐の段成式の《酉陽雑俎(ゆうようざつそ)》によれば,真臘(カンボジア)産で,真臘では〈勒佉(ろくこ)〉と称したという。《本草綱目》は,〈南蕃に出づ,すなはち細虫,蟻,虱の如し。…
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