勅別当(読み)ちょくべっとう

精選版 日本国語大辞典 「勅別当」の意味・読み・例文・類語

ちょく‐べっとう ‥ベッタウ【勅別当】

〘名〙 勅命によって任じられた別当親王家斎宮寮斎院司などに見られ、ともに四等官上位にあって事務を総裁した。勅の別当。
権記‐長保四年(1002)六月二〇日「大蔵卿補女一親王家別当云々、勅別当二人例無云々」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android