労兵(読み)ろうへい

精選版 日本国語大辞典 「労兵」の意味・読み・例文・類語

ろう‐へい ラウ‥【労兵】

〘名〙
兵士に骨を折らせること。また、疲れた兵士。疲兵。
太平記(14C後)三四「野軍に敵を疲らかして、雌雄を労兵(ラウヘイ)の弊に決すべし」
労働者と兵士。特に、ロシア革命一九一七)以降労働者と兵士とが結びついた組織をいった。〔現代用語辞典(1925)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「労兵」の意味・読み・例文・類語

ろう‐へい〔ラウ‐〕【労兵】

労働者と兵士。
疲れた兵士。
「雌雄を―のつひえに決すべし」〈太平記・三四〉

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