加藤 義成(読み)カトウ ヨシナリ

20世紀日本人名事典 「加藤 義成」の解説

加藤 義成
カトウ ヨシナリ

昭和期の郷土史家 古事記学会評議員。



生年
明治38(1905)年11月10日

没年
昭和58(1983)年3月23日

出生地
島根県加茂町

学歴〔年〕
島根師範学校〔昭和3年〕卒

経歴
三刀屋中、益田農などで国語教師を務める。戦後は島根県立博物館専門員などを務め、長く「出雲国風土記」の研究に携わった。「風土記」の記述に基づき「正倉」跡は松江市内にあると主張し、のち発掘により立証された。著書に「出雲国風土記参究」「風土記時代の出雲」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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