加東市(読み)カトウシ

デジタル大辞泉 「加東市」の意味・読み・例文・類語

かとう‐し【加東市】

加東

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「加東市」の意味・わかりやすい解説

加東〔市〕
かとう

兵庫県中南部,加古川中流およびその支流域に広がる市。河川沿いに河岸段丘沖積平野が形成され,西部に青野ヶ原が広がる。2006年町,滝野町,東条町の 3町が合体して市制。中心集落の社は式内社の住吉神社,佐保神社門前町として発展。今日では官公庁の出先機関や教育機関が集中する。周辺は酒米の産地。釣り針鯉幟(こいのぼり)の製造も行なわれる。滝野工業団地,社サイエンスパークなどの工業団地があり,エレクトロニクスや電気機器,食品などの工場が立地する。東条湖は湖上八景などの景勝地をもち,周辺にはキャンプ場などのレジャー施設が整備されている。朝光寺本堂は国宝住吉神社本殿および若宮八幡宮本殿は国の重要文化財に指定。住吉神社の神事舞(→宮座神事)は国指定重要無形民俗文化財。北東部一帯は清水東条湖立杭県立自然公園に属する。西部の加古川沿いを JR加古川線が縦貫。中国縦貫自動車道のインターチェンジがあり,国道175号線,372号線が通る。面積 157.55km2。人口 4万645(2020)。

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日本歴史地名大系 「加東市」の解説

加東市
かとうし

2006年3月20日:加東郡東条町社町滝野町合併・市制施行
【東条町】兵庫県:加東郡
【社町】兵庫県:加東郡
【滝野町】兵庫県:加東郡

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