加古祐二郎(読み)かこ ゆうじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加古祐二郎」の解説

加古祐二郎 かこ-ゆうじろう

1905-1937 昭和時代前期の法学者。
明治38年12月2日生まれ。末川博,恒藤恭(つねとう-きょう)に師事。昭和8年母校京都帝大の法学部講師となるが,同年滝川事件で辞任。9年立命館大教授。11年新村猛(たけし)らの「世界文化」に参加し,ファシズム反対の立場をつらぬいた。昭和12年7月20日死去。33歳。京都出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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