功国(読み)こうこく

世界大百科事典(旧版)内の功国の言及

【造国】より

…平安中期から南北朝初期にかけ,内裏・大寺社などの造営・修理を負担した国。功国ともいう。平安中期以降,律令制が崩れ朝廷の財政が行き詰まってくると,朝廷はそれまで朝廷が行っていた内裏再建や,多く律令制収税体系にたよっていた大寺社の造営・再建を,独立建築物ごとにいくつかの国に分担させるようになった。…

※「功国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」