力に余る(読み)ちからにあまる

精選版 日本国語大辞典 「力に余る」の意味・読み・例文・類語

ちから【力】 に 余(あま)

自分の力の及ぶ範囲を超える。手におえない。
蘭学事始(1921)〈菊池寛〉二「価は、二十五人扶持の彼に取っては、力に余る三両と云ふ大金だった」

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デジタル大辞泉 「力に余る」の意味・読み・例文・類語

ちからあま・る

自分の力以上のことである。手に負えない。力が及ばない。「今度の任務は―・る」

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