剰え(読み)アマツサエ

デジタル大辞泉 「剰え」の意味・読み・例文・類語

あまつ‐さえ〔‐さへ〕【剰え】

[副]《「あまっさへ」の「っ」を、促音でなく読んでできた語》別の物事状況が、さらに加わるさま。多く、悪い事柄が重なるときに用いる。そのうえ。おまけに。「吹雪は止まず、剰え日も暮れてしまった」
[類語]さては更に然も且つそれにその上てて加えてこの上かつまたまたなおかつおまけに加うるにのみならずしかのみならずそればかりかそれどころか同時にひいてそれからそしてそうして次いでして次についてはひいてはそれ故だから従ってよって故にすなわちですから

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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