副食(読み)フクショク

デジタル大辞泉 「副食」の意味・読み・例文・類語

ふく‐しょく【副食】

主食に添えて食べるもの。おかずさい副食物。⇔主食
[類語]おかず総菜

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「副食」の意味・読み・例文・類語

ふく‐しょく【副食】

〘名〙 主食に副(そ)えて食べるもの。おかず。菜(さい)。副食物。副食品。
※母(1951)〈大岡昇平〉「父の手のついたことは、女中が勝手に自分の副食を作ることで知られた」

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「副食」の解説

ふくしょく【副食】

飯・パンなどの主食に添えて食べるもの。⇔主食◇「副食物」ともいう。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の副食の言及

【食品】より

…油脂類,脂肪の多い食品類。
[食習慣による分類]
 主食,副食,間食,嗜好食(コーヒーやチューインガムなど)に分類される。主食はエネルギーを供給するために重要で,日本では摂取エネルギーの25%を米から得ている。…

【日本料理】より

…しかし,有史以来日本の政治は稲作を中心として行われ,少なくとも支配層と都市民の食生活は米飯を主食とするものだった。主食に対する副食という概念は,必ずしも日本だけのものではなかったが,日本の〈おかず〉の性格はきわめて特異なものであった。カロリー,栄養ともに主食の米飯に依存した結果,おかずは米の飯を食べるための食欲刺激剤的なものとして成立し,そのまま日本料理の中核をなすものとなった。…

※「副食」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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